不当解雇.com > 新着情報 > 解決事例【交渉により勝訴的和解】
弁護士の吉村です。最近の解決事例をご紹介します。
依頼者は埼玉県の機械製造メーカーにおいて,製品の輸出入手続に関わる業務全般に携わっておりました。ある国への製品の輸出に関し,期日までに間に合わせなければならない手続が遅れたとのことで,解雇されました。依頼者は長年の勤務の中でほぼ一人で上記業務に従事し,会社に貢献してきました。たった一度のミスで解雇されることに納得がいかず,当サイトを経由してご相談にいらっしゃいました。吉村にて依頼を受け,対応することになりました。
依頼後,直ちに解雇撤回の申し入れを行いましたが,会社はまずは解雇の有効性を主張しました。しかし,事実関係の分析,類似裁判例の分析によれば,解雇は無効となる可能性が極めて高い事案でした。また,会社側についた弁護士は,労働問題を多く扱っている弁護士であり,上記解雇の無効や裁判になった場合のリスク・コストについても十分理解している弁護士でした。交渉で解決する方が,双方にとってよい事案と言ってよいでしょう。そこで,吉村にて,相手方弁護士と電話で交渉を行い,一定の金銭解決に向けた協議を行いました。その結果,会社は解雇を撤回し,裁判を行った場合と同程度の金銭的補償を行うということで,和解がまとまりました。双方にとって裁判のコスト・労力をかけずに早期解決が出来,良い可決に落着しました。当然,依頼者の希望以上の解決に導けましたので,依頼者も大いに満足していただきました。特に,依頼を受けて1ヶ月程度で解決した点,依頼者も喜んで頂けました。
以下は依頼者の声です。「こんなにも早く解決が出来るとは思っていませんでした。」「他の従業員に話をしたら驚かれました。俺にも紹介してくれと言われたので,先生,照会させて貰います(笑)」「この解決を区切りに,新たな就職先を探して転職活動に専念できます,本当にありがとうございました」,と依頼者に言って頂きました。